おぼろ豆腐のレシピを大公開。ご家庭でも簡単に「おぼろ豆腐」を作れます。作りたての温かいおぼろ豆腐は口当たりもクリーミーで「豆腐」っぽくない豆腐です。デザートにどうぞ。
おぼろ豆腐の作り方
材料
豆乳 200g(成分無調整:濃度12%以上)
にがり 3g(塩化マグネシウムが入っているにがり)
作り方
1、豆乳を200g 測ります。
2、1で測った豆乳に、にがりを3g入れます。
3、よく混ぜる
4、鍋で弱火で10分蒸します
5、5分蒸らします
6、完成
器に盛りつけて食べてみてください。まずは、何もつけずに、そのままお召し上がりください。お醤油をつけなくても大豆の味がしっかりします。大豆本来の味を楽しんでみてください。
豆腐が固まらない場合は、にがりを追加してみてください。入れすぎると豆腐に苦味が出てきたり、固まらずモロモロになってくるので、1g単位での調節が大事です。
にがりを入れると豆乳が固まる理由
特に塩化マグネシウム中の「Mg 2+(マグネシウムイオン)」、硫化カルシウム中の「Ca2+(カルシウムイオン)」が大豆タンパク質の形を変える大きな要因です。
豆乳中の大豆タンパク質が「にがり」の成分(イオン)で形を変えられ、集まって網目状に固まり、豆腐になります。
にがりを入れても豆乳が固まらない原因
にがりを入れても豆腐が固まらない場合は、次のことが考えられます。
- 熱が少ない
- にがりの量が多過ぎる
- 豆乳の濃度が薄い
熱が少ない
「熱」が少ないと化学反応が進みにくくなるので、固まりが弱くなったり、固まらなくなったりします。
にがりの量が多過ぎる
にがりの成分(イオン)が多すぎると、タンパク質の形が変わりすぎてしまい、タンパク質同士が上手にくっつかなくなってしまいます。
豆乳の濃度が薄い
豆腐はタンパク質の塊なので、豆乳中のタンパク質濃度が薄いと、にがりを入れても固まりません。最低でも12%以上の濃度が必要です。
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