こんにちは、豆腐ラボです。
豆腐って買ってくるもんだと思ってませんか?
実は、スーパーに売っている食材を使って簡単に豆腐ができちゃうんです。
今回は豆腐の作り方について紹介していきます。
豆腐の作り方
まずは豆腐ですが「豆乳ににがりを入れて固めたもの」が豆腐です。食品表示上はさらに細かくなるんですが、簡単に言えば、「豆乳をにがりで固めたもの」が豆腐。
豆腐って日持ちしないし、買ってくるのが面倒くさい。って人は豆乳とにがりを用意して自分で作っちゃいましょう。
作り方は簡単。「冷えた豆乳」に「にがり」を混ぜて、温めるだけ。
それだけで簡単に豆腐が完成しちゃうんです。茶碗蒸しやプリンを作るときと作り方は一緒なので、お家で簡単に豆腐を作ることができます。
※ただし、作った豆腐を売るのはダメです。豆腐の製造には製造許可証がいるので、自分が作った豆腐を決して販売しないでください。法律違反になります。
また、作った豆腐はできるだけ早めに食べることをおすすめします。できたての豆腐を食べれるので嬉しいんですが、豆腐は悪くなるも早いです。1回で食べれる分だけ作りましょう。
用意するもの
用意するものは市販の「豆乳」と「にがり」です。
ただ、気をつけなければいけないのが「豆乳」と「にがり」の種類。
美味しく作るためにはちょっとした条件が必要なので、そこだけ注意してください。
注意点
注意点は2つ。「豆乳の選び方」と「にがりの選び方」。
豆乳は『濃度12%以上の成分無調整豆乳』、にがりは『塩化マグネシウムにがり』を選んでください!
注意点①:豆乳の選び方
まず、豆乳ですが、できるだけ「成分無調整」の豆乳を選ぶといいです。「成分調整」って書いてある豆乳は「砂糖」が加えられていたりするので、豆腐作りには向きません。
濃度も12%以上のものを選んでください。成分調整の豆乳は「飲みやすさ」にこだわっているものもあり濃度が8%程度に調整されているものが多いです。
豆乳の濃度が濃くないと、しっかりと豆腐が固まらないので、豆乳をちゃんと選ぶことが重要です。
ここで失敗すると、「全然固まらない豆腐」になってしまします。初心者が最初につまづくのが「豆乳の選び方」なんです。
選ぶときは『濃度12%以上の成分無調整豆乳』ってことをしっかりと覚えておいてください!
注意点②:にがりの選び方
にがりは成分として「塩化マグネシウム」が主原料なにがりと、「硫酸カルシウム」が主原料のにがりの2種類に大きく分けられます。
今回は、簡単に作りたいので、「塩化マグネシウム」を主原料にした「液体」のにがりを使いましょう!
成分表示に「塩化マグネシウム」の記載があればいいんですが、おすすめのにがりは「海の精株式会社」さんの「海精にがり」がおすすめです。
伊豆大島の近海から取れたにがりで、豆腐の甘みを最大限に引き出してくれるにがりです。
作り方
作り方は
1、「豆乳」に「にがり」を混ぜる
2、カップに入れる
3、蒸す
の簡単、3行程。で、出来上がり。
注意点
注意点①:冷えた豆乳を使う
ポイントは1の「豆乳」と「にがり」を混ぜる工程です。豆乳は「冷えた」豆乳を使うのが最初のポイント。
暖かい豆乳に「にがり」を混ぜると、化学反応が進行してしまい、うまく固まりません。暖かい豆乳に「にがり」を入れて固めるには、熟練の経験が必要になってきます。
注意点②:にがりの量
もう一つが、「混ぜるにがりの量」です。
にがりが多ければ多いほど固まるって思いがちですが、にがりの量が多すぎると「散る」と言って、モロモロのカッテージチーズみたいな豆腐になっちゃいます。
にがりの量は多すぎても、少なすぎても綺麗に固まりません。
海精にがりを使う場合、「豆乳200gに対して、にがり3g」の割合で加えてください。
少なく感じるかもしれませんがそれが適正な値です。
※にがりによっては濃度が薄いものもあります。濃度の薄いものは多めに加える必要があります。最初のうちは「海精にがり」を買って試してみてください。
慣れてきたら、他のにがりを試してみると、違った味わいの豆腐ができます。にがりの違いでできる豆腐の味、食感が変わってくるので、食べ比べしてみると面白いですよ!
まとめ
豆乳は『濃度12%以上の成分無調整豆乳』、にがりは『塩化マグネシウムにがり』のものを選んでください。
作り方は、
1、豆乳は「冷えた豆乳200g」に、「にがり3g」を混ぜる。
2、カップに入れる
3、蒸す
だけ。分量をしっかり計ることと、豆乳とにがりをしっかりと混ぜ合わせることがポイントです。
ほんなら、またの!