こんにちは、豆腐ラボです。
とうふって何?という人は日本人では少ないと思いますが、正確に答えられる人も少ないのではないでしょうか。
ここで、ひとつ質問です。
ごま豆腐は「とうふ」でしょうか、「とうふ」じゃないでしょうか?
豆腐って書いてあるから「とうふ」でしょ?と感じると思います。
それでは、とうふかどうか確認してみましょう!
とうふとは
とうふ類の表示に関する公正競争規約および同施行規則によると、
大豆(成分を調整するような加工処理をしたものを除く)に水を加えた液体からおからを分離し、タンパク質その他の可溶成分を抽出した液体(以下、これを「豆乳」という。)に施行規則第1条2項で定めるとうふ用凝固剤(以下、「凝固剤」という。)を加えて固めた食品であって、以下の各号すべてに該当するもの。
(1)大豆、凝固剤、水以外の原材料及び食品添加物及び加工助剤等(とうふ用消泡剤を除く。)を含まないもの。
(2)大豆固形分が10%以上のもの。
(3)製品に最も多く含まれる栄養成分が大豆タンパク質であること。
と定義されています。
簡単にいうと
原料は大豆、水、凝固剤、加工助剤のみを使い、おからを分離して、大豆タンパク質を主成分にする大豆固形分が10%以上のもの。
となります。
大豆から食物繊維を抜いてとうふ用凝固剤で固められれば「とうふ」と名のっていいわけです。
ごま豆腐はとうふにはなれない
ごま豆腐はというと、ゴマを滑らかになるまで磨り潰し、水で溶いた葛粉と混ぜ、火にかけて練り上げ、型枠に入れて固めたもの。なので、正確には「とうふ」ではないわけです。
豆腐をのような形をしているので、ごま豆腐と呼ばれています。
「とうふ」と言っても実は奥が深いです。とうふについて詳しく解説していきますので、次回もお楽しみに!
じゃあ、またね